tomo8208’s diary

貧乏話し

カエルの子はカエル🐸 4

F県での記憶はあまりありません。多分長くF県にいなかったんだと思います。

わたしの次の記憶は
S県です。どういうふうに引っ越したのか、全く覚えていません。
S県はF県と違い家が普通でした。2階建てアパートで
玄関入って左手にはテレビ付きの居間。奥にはカウンターキッチン。キッチンの右手奥にはお風呂場&洗面台。
2階に上がると部屋が3部屋。生まれて初めて、まともな家でした。

数日経ってわかりました。その家は家族で住める寮でした。父の仕事場がすぐそばにあり
やっとまともに働く気になったのか
とわたしは思いました。
しばらくの間は、朝ご飯と夜ご飯は食べていた記憶があります。しかし、またまた貧乏生活に戻りました‥
学校から帰って冷蔵庫を開けると空っぽ。夜ご飯の時間になってもご飯はでない。ご飯はないくせに、父はねっ転がって焼酎呑んでテレビを見ている。わたしは空腹を抑える為に水ばかり飲んでいました。
お金がない生活が続いたからか、ある日父と母が喧嘩していました。お金がないのに父はタバコを吸って部屋の中が煙が充満してました。母が2歳の弟を抱えて玄関から出て行きました。
すかさずわたしも母の後を追いかけました。母は
「あんたはついてこなくていい‼︎家に帰りなさい!」と言われました。母は
「部屋の中でであんなにタバコ吸って‼︎子どもが肺炎にでもなったら‼︎」
母の愚痴を後ろで歩きながら聞いていました。